公益社団法人 広島県看護協会 Hiroshima Nursing Association

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訪問看護事業局

認定看護師・看護師特定行為研修修了者

認定看護師とは

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師です。
利用者・家族によりよい看護を提供できるよう、認定看護分野ごとの専門性を発揮しながら認定看護師の 3つの役割「実践・指導・相談」を果たして、看護の質の向上に努めています。

看護師特定行為研修修了者とは

特定行為とは、医師があらかじめ作成した手順書にもとづき看護師が行う「診療の補助」であり、
21区分 38行為あります。
特定行為研修修了者は特定行為研修を修了し、
専門的な知識・技術を身につけ特定行為が実践できる看護師のことです。
特定行為研修を修了した看護師が利用者の状態を見極めることで、タイムリーな対応が可能になります。

 

在宅ケア認定看護師
看護師特定行為研修修了者

 


訪問看護ステーション「ひびき」
今中 雅江

「自宅で安心して過ごす」を支えたい

近年、少子高齢化や入院期間の短縮など、社会情勢が大きく変化しています。このような状況の中、病気や障がいを抱えていても、住み慣れた自宅で暮らし続けたいという、1人1人の思いを支えられるよう、ご本人・ご家族の意向に沿った生活の実現に向けて、より質の高い看護の提供を目指します。

※看護師特定行為研修を修了しています

在宅で看護師が特定行為を行うメリットは在宅療養をされている方の受診の負担軽減、生活のリズムの中で状態に合わせてタイムリーに医療行為が受けられることにあります。医療ケアのある方も、安心して在宅生活が継続できるよう支援します。

実施できる特定行為

・気管カニューレの交換
・胃ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
・脱水症状に対する輸液による補正
・褥瘡または慢性創傷における血流のない壊死組織の除去

 

摂食嚥下障害看護認定看護師

 


訪問看護ステーション「ひろしま」
安原 明美

「最期まで口から食べ続ける」ことを支えたいです

私は摂食・嚥下障害看護認定看護師です。
摂食嚥下機能評価を行い、食事形態・姿勢・介助方法など多方面からのアプローチを検討し、多職種と連携を図り、安全な食事支援を目指しています。
訪問時には、お好みの食べ物や、昔の思い出などをご本人やご家族と共有しながら、少しでも食べやすいものを引き出すよう心掛けています。
ご自宅で、少しでも口から味わう楽しみを持ち続けながら過ごせるよう、今後もスタッフと共にサポートしていきたいと思います。

 


訪問看護ステーション「そよかぜ」
小野寺 粧子

在宅での「食べたい!」「おいしい!」を支援します

嚥下障害の原因は多岐にわたります。
その方の状態に合った食事内容や嚥下訓練、摂取方法を検討し実践しています。
ご本人・ご家族の嗜好や思いをお聞きしながら、「おいしい」と感じることや「食べてくれて嬉しい」という喜びに繋がるように、一緒により良い方法を考えています。
多職種の連携に努め、在宅での潤いある食生活を支えていきます。

 


訪問看護ステーション「こい」
鈴木 直実

「家でも口から安全に食べる」を支援します

「食べることが楽しみ」という方はたくさんおられますが、加齢による機能低下や様々な疾患により、「口から食べる」ことが難しくなってくることがあります。在宅療養されている方の中には、誰に相談すればよいか分からず、ご利用者やご家族だけでその悩みを抱えておられる方もおられます。嚥下機能や栄養の問題を評価し、リハビリや嚥下調整食の提案を行うなど、「家で食べる」ことの様々な問題に対して、多職種とも連携をとりながら支援しています。

 

緩和ケア認定看護師

 


訪問看護ステーション「ひろしま」
髙瀨 真由美

住み慣れた場所で心地よく過ごせることを目指しています

痛みや苦しみを抱えている人に向き合い、住み慣れた場所で出来るだけ心地よく快適に過ごせるようお手伝いさせて頂きたいと思っています。
身体や気持ちのつらさ、治療のことや生活する上でのご希望などご相談ください。

 

認知症看護認定看護師

 


訪問看護ステーション「ひろしま」
遠藤 泰子

みんなが、安心して暮らせる地域づくりを目指して

高齢化に伴い認知症の方は増えており、認知症の方やその家族を支える体制作りが求められています。
認知症の方の尊厳を守り、その方が「自分らしく」安心して過ごすことができるよう、認知症当事者、その家族への支援、また認知症の方々を支える地域作りなど、認知症看護認定看護師の立場から取組んでいきたいと考えています。
地域で認知症や認知機能低下で困っている人々と一緒に対策を考え、共に歩むことを目指します。

 

手術看護認定看護師
看護師特定行為研修修了者

 


訪問看護ステーション「ひろしま」
大地 友記子

「自宅でできる最善の方法を一緒に考えます」

近年、入院期間の短縮など医療の在り方も変化しています。
在宅療養の環境を整えることで慢性創傷や褥瘡があっても自宅で療養しながら、自分らしい生活を続けることができるようになってきました。手術看護で学んだ創傷管理や外科的知識を訪問看護でも活用します。
医療機関と連携して、ご自宅でも安心して創傷処置や療養したい方をサポートします。

※看護師特定行為研修を修了しています

在宅で看護師が特定行為を行うことで、状態に合わせてタイムリーな対応が可能になります。また受診負担の軽減や生活リズムに沿った処置を行うことで、安心して在宅療養ができるように支援します。

実施できる特定行為

・気管カニューレの交換
・胃ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
・脱水症状に対する輸液による補正
・褥瘡または慢性創傷における血流のない壊死組織の除去