公益社団法人 広島県看護協会 Hiroshima Nursing Association

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看護協会とは

会長挨拶


公益社団法人広島県看護協会
会長 山本 恭子

皆様には、日頃より本会の活動に対し、ご支援・ご協力を賜っておりますことに心より感謝申し上げます。
さて、長期化した新型コロナウイルス感染症の位置づけは、「2類から5類感染症」となり、ようやく日常を取り戻しつつあります。しかし、今後もさらなる新興感染症のリスクもあり、この変化の時こそ安心で安全な環境を整えていかなければなりません。

また、本年4月から、感染症法及び医療法の改正に伴い、災害と新興感染症に対応できる新たな災害支援ナースの制度が始まります。
本会では、令和5年度から、新たな災害支援ナースの養成研修を始めており、これからも、日本看護協会を始め、行政や他団体と連携しながら災害支援や健康危機管理支援に積極的に取り組んでまいります。

2025年以降、少子高齢化により労働人口が減少し、地域に求められる医療・看護の多様化等、保健医療施策に関わる課題の変化が予測されており、広島県においても、地域に必要な看護職確保推進事業、領域・地域別偏在是正への取組みが進められています。
こうした中、広島県看護協会は、広島県の保健・医療・福祉と共に歩み続け、会員約20,000人の職能団体となっており、令和5年度には、創立75周年、法人設立50周年、公益社団法人移行10周年の節目を迎えております。
これまで、諸先輩方が積み上げてこられた歴史に改めて触れ、看護職の未来に向かって会員の皆さまと共に新たな歩みを進めてまいります。

ポストコロナの時代、社会状況は大きく変わることがあっても、関係団体とも連携しながら看護職能団体としての役割を見失うことなく働き続けられる職場環境づくりをさらに進めてまいります。

本会は、地域社会からの期待に応えられるよう、皆様と看護力を結集するとともに発揮してまいりたいと思っております。
これからも、協会事業・運営に関して皆様からのご意見をお寄せくださいますようお願いいたします。