会長挨拶
公益社団法人広島県看護協会
会長 黒瀬 真理子
会員の皆さまには、日頃より、広島県看護協会の活動にご支援・ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
令和7年度通常総会において、広島県看護協会会長を拝命いたしました。会員の皆さまの声に耳を傾け、共に考え、共に行動してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
現在、医療・看護を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした変化の中で、看護職が人々の命・暮らし・尊厳を守り支えるためには、地域社会の多様なニーズに応えるための課題に取り組み、持続可能な看護提供体制を構築していくことが求められています。広島県看護協会では、令和7年度の重点事項として、以下の3点を掲げ、事業を推進してまいります。
1. 看護職の人材確保と定着
2. 地域包括ケアシステムの強化に向けた取り組みの推進と定着
3. 災害等における看護支援体制の整備および対応力の強化
また、日本看護協会が、6月に公表した「看護の将来ビジョン2040」では、看護職が活躍する基盤として「看護職自身のウェルビーイング」が重要とされています。広島県看護協会におきましても、看護職一人ひとりがやりがいを実感し、いきいきと働き続けられる環境づくりに力を注いでまいります。
広島県の看護職が互いに支え合い、共に成長する組織であり続けるために、今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。